高校生がベンチャーIT企業でインターン
みなさんおはようございます・こんにちは・こんばんは。
大学受験の勉強や課外活動などで時間に追われていてブログ書く時間が取れていませんでした…。
たくさん学びごとあったにもかかわらずアウトプットせずにいたので、最近のできごとを綴りたいと思います。
春休みはベンチャーIT企業でインターン
さて、 みなさんに報告をしていなかったのですが、僕、春休みは保育施設の業務支援システムを提供するITベンチャー企業でインターンシップをさせていただきました。
もともと保育関係の仕事に興味があり、かつ今急成長しているベンチャー企業で働くというのは絶好の機会でした。
そもそもどうやって高校生がインターン?
その前に、まず僕がどのような経緯でインターンをするに至ったのかを説明しますね。
⇧このアプリ!!!!
このWantedlyというアプリは人と人との出会いや、つながりを探したり深くするために活用されるビジネスSNSです。
ある日、なにか刺激的な出会いが無いかと思いこちらのアプリ登録をしてタイムラインを見ていると、なんと前々から気になっていた企業がインターンを募集しているじゃないですか!
これは大チャンスだと思い、後先考えずに「話を聞きに行く」ボタンを押し、企業側も高校生がインターンは面白いと思ってくれ、なんと働かせていただけることになりました!
ビジョン設定
さて、実際インターンを始めたものの、なにも目的が無いとただ居るだけという状態になってしまうので、一番初めにビジョンの設定を行いました。
目標を考える際に重視したのが、このインターンが終了した後の自分がどのような姿になっているかということでした。
これらを元にビジョンを考えた末、以下に決めました。
「実際自分が経営を任されても自信をもって組織を動かせるほど現場を知りつくす。」
将来、起業なども考えたりする際に組織のマネジメントができるくらいまで社内の構造について理解したいと考えたのでこのビジョン設定をしました。
最初に課されたタスクは社内インタビュー!
このビジョンを上司に伝えたところ、初めに頂いた仕事が社内インタビューをしてブログに投稿するという作業でした。
宝探し!〜多様な人の生き方に触れる〜というコンセプトで様々なバックグラウンドの社員をインタビューすることで、社会の構造を知ることができます。かつ、社内の情報を発信するので会社としては信頼につながります。
ブログのターゲットは求職者(インターン希望者)・保育施設経営者・親に絞りました。
インタビューの対象は、デザイナーチーム・大学生インターン・営業チーム・社長です。
高校生のうちから、多様な専門分野のプロからお話を聞けることはめったにないのでこの企画を作ってくださった上司には感謝しきれないです!
インターンを通して学んだこと
さて、この社内インタビュー企画を通して学んだことがたくさんあります。
短い期間でしたが本当にたくさんのことを学ばせていただいたので一つ一つ紹介していきたいと思います。
社会の構造
ビジョンでも書いたとおり、今回のインターンの目標の一つに、現場を知り尽くすという内容を入れました。
社内で活躍するデザイナーチームやインターン生にインタビューを行い、「会社」という組織は個々の活躍が合わさることによって構成されていることを目のあたりにすることができました。
実際に急成長中のベンチャー企業のスピード感は圧倒されるものでした。
働くということの覚悟
インターンをする以前は正直「働く」ことをなめていました。
というのも、心の奥底で、働くことはそこまで難しくないと思い込んでる自分が居ました。なぜサラリーマンは働くのが嫌なのだろう?自分が好きなことだけをすればいいのに、副業もして金儲けも両立できるのかな。と考えていました。
ただ、現実は違います。
働くことは会社に貢献するという覚悟が必要ですし、自分が好きなことだけをしているだけでは社会では通用しません。会社に入社すると、正直そこのタスクだけで手一杯で自分のやりたいことに注げる時間が限られてきます。
この現実を高校生のうちから知ることができたことは本当にスタートダッシュが切れたと思います。
報連相の重要性
組織で作業を進めるにおいて、自分の進み具合を報告し、些細な出来事でも連絡し、悩んでることがあれば相談することは当たり前ですよね。
社内の連絡ツールとして使用しているSlack上のメッセージ一つ一つの意味を読み取り的確に返信し、周りに語弊が生じないよう連絡をするのは小さいようで難しいタスクでした。
この、当たり前だと思っていることができずに大きなミスにつながるのであろうなと思いました。
MarkDownの使い方
会社で働き始めた頃、あるデザインエンジニアの社員が他の全国の高校生が持っていないスキルを教えてくれると言って、MarkDown(マークダウン)を教えてくれました。
Wikipediaによると:
MIMEタイプ | text/markdown[1] |
---|---|
開発者 | ジョン・グルーバー |
初版 | 2004年3月19日[2] |
最新版 |
1.0.1
(2004年12月17日[3]) |
種別 | 軽量マークアップ言語 |
拡張 | MultiMarkdown Markdown Extra CommonMark |
ウェブサイト | daringfireball |
Markdown(マークダウン)は、文書を記述するための軽量マークアップ言語のひとつである。本来はプレーンテキスト形式で手軽に書いた文書からHTMLを生成するために開発されたものである。しかし、現在ではHTMLのほかパワーポイント形式やLATEX形式のファイルへ変換するソフトウェア(コンバータ)も開発されている。各コンバータの開発者によって多様な拡張が施されるため、各種の方言が存在する。
「Markdown」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
最初の方は正直意味不明でした!色々ルールあるし、普通に手書きのほうが楽そうというのが率直な感想でした。
そしたらその社員がわざわざ丁寧に僕に使い方を教えてくれて、今では愛用しています。
このスキルを習得することで、自分の意見や相手の意見を論理的に捉えることができ、考えがものすごくスッキリするんですよ。
実際に僕もこの記事を書く前にマークダウンで書き下ろしてからまとめました。
他にも上手な説明の仕方など、様々なスキルを伝授していただいて本当に勉強になりました。
自分の課題も明確化しました!
今回このインターンを通して学んだことはたくさんありました。
同時に自分の弱さ/課題も明るみに出ました。
タイムマネジメント
これはおそらくこれから絶対に立ち向かわねばならない課題だと思います。
大学受験、課外活動、学校の成績。それらと並行して働くというのは必然的に一つ一つにかけられる時間も限られます。
優先順位を考えてタスクをこなしていく必要があります。その中でも、時間に制限を設けたりすることで時短につながるのかと思います。
ただ、僕の性格上完璧主義な一面があるので、そこが時にマイナスに働いてしまうこともあります。父と上司、どちらからも、全ての仕事を完璧にこなすことは非常に難しいという事実を受け止めることが必要だとアドバイスを受けました。
論理的な説明力
他人に物事を順序立てて説明するのが苦手な僕は、インタビューをする際もこの壁に直面しました。これに関して相談をしたところ、上司から頭のいい説明ができるようになる本を勧められたので現在これを読んでいます。
武器
社会で活躍するにはそれぞれの武器が必要です。
デザイナーならデザインの技術、営業マンなら交渉力、経営者なら総合的なマネージメントのスキルなどが求められます。
現在僕にはそのように誇れるスキルが無いので、今後は自分の武器を模索していきたいです。
以上が僕のインターンでの経験です。
短い期間でしたが普段高校では味わえないような刺激が次から次へと体験できました。
答えのない世界で自分がやっていることは正しいのかわからない環境で新しい情報の連続です。こんな刺激高校に通っていたらできません。
短期間でたくさん学び、たくさん悩み、たくさんの人と出会うことができました。様々な人の生き方/価値観に触れることができたので社会に対する視野が広まり、将来の選択肢が増えたと思います。
ここで経験し、学んだ出来事は日々の生活にも応用できるようなコンテンツもたくさんあったので、さっそくこれから活かしていきたいと思います。
このような貴重な経験をくださって本当にありがとうございました!
では!