高校生のアウトプット日記

高校生の僕が日々考え、感じ、学んだことを記録するブログです。

感情に左右されない人間

皆さんおはようございます・こんにちは・こんばんは〜。

ヤオユウキです!

 

今日も "The Wisdom of Psychopaths" - Kevin Duttonについてアウトプットしていきたいと思います!

The Wisdom of Psychopaths

The Wisdom of Psychopaths

 

 

今日のトピックは、科学的に見る、サイコパス感情に左右されない脳です。

 

一般的に、サイコパスって感情がない人々って解釈されていますよね。

それって、彼らがただ単にそういう性格ってわけではなくて、脳の一部、扁桃体っていう部分の神経がきちんと機能していないから感情が無いんです。

扁桃体は、恐怖感、不安、悲しみ、喜び、直観力、痛み、記憶、価値判断、情動の処理、交感神経などを司る、重要なパーツの一つです。

この機能が欠陥しているので、サイコパスは感情がないと言われています。

 

大脳辺縁系のおはなし大脳辺縁系のおはなし

引用先:

大脳辺縁系のおはなし | 前帯状皮質 | 帯状回 | 扁桃体 | 視床 | 視床下部 | 海馬 | 歯状回 | 脳弓 | 乳頭体 | 海馬傍回 | 側坐核 - Akira Magazine

 

まあ、そのような事実を確証するために、ブリティッシュコロンビア大学の心理学教授でかの有名なPCL−Revised というサイコパスチェックリストの開発をしたRobert. D. Hare研究者が行った研究があります。

 

彼はサイコパスの実験者たちと一般の実験者たちに対して語彙目録決断力テストを実施しました。

ヘア教授は一般の人たちとサイコパスの参加者両方のグループに、表示されるアルファベットが単語を形成するかどうかできるだけ早く答えるよう指示を出します。

この研究で、一般の参加者がr-a-p-eやc-a-n-c-e-rなどの感情に左右されやすい単語に対しては応答時間が比較的早かったという結果が出ました。一方でt-r-e-eやp-l-a-t-eなどの中性の単語はそこまで応答時間に変化が見られませんでした。

 

しかし…!

 

同じタスクをサイコパスに与えると、応答時間はどの単語も一定して、変化が見られなかったのです。

 

そう、サイコパスにとって、「言葉」というのは、所詮「言葉」の重みしか無いのです。

彼らが「愛してる」や「ごめんなさい」などのフレーズを言ったとしても、彼らにとっては、「おはようございます」と発言してるのと変わらないのです。

 

 

ただ、みなさん思い出してください!彼らはわざと意図的にこのような行動を取っているのではありません。彼らの本能がこうしろと叫んでいるだけなのです。

サソリが他の生き物を刺すのと同じように、サイコパスも他の人を傷つけてしまうのは、仕方ないことなのかもしれません。

 

 

それではこんなところで!

 

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