サイコパスから学べること
皆さんおはようございます・こんにちは・こんばんは!
ここ最近、ある本を読んでいます。
"The Wisdom of Psychopaths" - Kevin Dutton
こちらはイギリスのオックスフォード大学で実験心理学の研究を行っているケヴィン・ダットン氏が書いた「サイコパス:秘められた能力」という和訳された本の原本です。
英語の本を理解する一つの手段
なぜ英語版わざわざ読んでるのかというと、
- 英語の勉強になる
- 和訳された本だと解釈が変わってしまうから
- YouTubeにオーディオ版が載ってて読みやすかったから
この3番のオーディオを聞きながら英語の本読むのすごくおすすめです!
内容がすっと頭に入ってくるんですよ!
本来英文を読む際:
①まず英文を理解する ⇒ ②内容を理解する
この二段階を踏まなければいけないんですけど、このオーディオを使用した場合①の過程が楽にできるんです。
しかもYouTube上なのであと何時間でこの本が読み終わるのか確認できるので読書が続きやすいんですよね。
この本について
そんなことより内容なんですけど、これがかなり面白いんですよ。
ダットン氏は、一般的に”悪者”とされているサイコパスの知恵が活用できるんじゃないかという視点で話を進めていきます。
サイコパスについてすっごく簡単に説明しますね。
サイコパス(精神病質者)とは人が持つ人格特性の一つです。
一般的には共感能力が無い人とされていて、彼らは冷淡で、平気で嘘をつき、行動に対する責任感、恐怖心が無いと言われています。また、彼らはナルシストでカリスマ性があり、表面的には魅力的に見えます。
この特徴だけみて勘の強い人はダットン氏の主張にお気づきでしょうか。
ダットン氏はサイコパスの大胆な行動力、恐怖心の欠陥、ナルシズム(自信家)、共感能力の欠陥(決断力)などの特性とリーダーシップの関係性などを取り上げ、一部的に彼らから学べる要素があると述べています。
ダットン氏自身実験台となり自らを一時的にサイコパス状態にするなど様々な研究事例が紹介されててよりいっそう理解が深まります。
面白いですねぇ。ていうか僕も賛成です。今の日本に必要なことだと思います。この率先的なリーダーシップが。
これについてはいつかじっくり書きたいと思います。
視野が広がったような狭まったような…。
一般的に心理学って教養を深めるとか日々の生活を有意義に過ごすために学ぶと思うんですが、個人的に心理学って学ぶと視野が狭まってしまう気がするんですよね。
心理学は言ってしまえば微細な出来事について深く研究して理解する学問じゃないですか。それにとらわれてしまうと世の中で起きているもっと大きな出来事とは程遠い考え方になってしまう気がします。国際問題とか、政治とか。
そんなとこで、今回読んだ本も教養が増えたは増えたんですけど視野自体は狭まってしまったような気がします(笑)。なんか、性格悪い人とか少し嘘付く人でも全員サイコパスだって感じてしまうんですよ最近(笑)。偏ってる考え方が…。
これから
これからはこの本で得た知識を一つ一つ細かく取り上げて紹介していきたいと考えています。
みなさんこれからも末永くよろしくお願いします。
以上、ヤオユウキでした〜!